SALEM STATE 卒業 みつこさんの場合
アメリカの大学で頑張っている皆さん。私も、何年か前は皆さんと同様アメリカの大学で学び、仕事をしていました。今は帰国して、日本で仕事をしています。私も当時思ったのが、「(日本・アメリカでの)仕事に関する情報が、少ない・・・」ということでした。だから、ここでの私のコメントが少しでも皆さんのヘルプになれば光栄だと思っています。

私が紹介してもらって、現在働いているのは、外資の国際会計事務所であるPricewaterhouseCoopers です。仕事は、外国人Expatriatesの確定申告書を作成する作業がメインで、70人くらいのスタッフが仕事をしています。その内の、半分くらいが外国人かな?公用語は英語で、内部は程よいカルチャーミックスがなされていて、とても働きやすい環境です。私の場合、仕事をするという点で重要だったのが、英語を活用できることと、環境が自分に合うことだったので、今の仕事はとても満足してます。

私は、日本に帰ってきてこの仕事は実は2つ目です。日本に帰ってきたときは、アメリカでPractical Trainingを利用して働いていたこともあり、時期が上手く合わなかったりして、仕事を見つかるのはそんなに楽ではありませんでした。それでも、自分が興味あることしかやりたくないという気持ちだけは強かったので、余り自分をあせらさない様に、満足してやれる仕事を見つけることに専念しました。仕事はやはり長く続けていくものだから、自分が納得いくものを見つけたいですよね。

そこで、私の皆さんへのアドバイスは、まだ皆さんがFreshman、Sophomoreであれば、将来やってみたいと思うことと関連するMajorで勉強をするということ。得にアメリカで就職する場合は、これが大事です。日本でも、専門職(例えばIT系)につきたい場合は、かなりプラスです。反対に、Junior、Seniorの皆さんは、とりあえず就職というものになるべく早く目を向けることだと思います。日本にいれば、周りの波に巻かれて「就職」というものがもっと密接に感じられ、自分でも「やろう!」という気持ちが沸いてくると思うのだけど、アメリカでは、概してその波が遅かったり、余り目立ってこないので、自分のPlanningがとても必要、かつ、大切です。情報が少なく、また時期も他の人に比べてずれていた中で、キャリアアドバイザーに出会え、現在の仕事に就くことができたのは幸運でした。

アメリカで勉強している皆さん、学生時代に色々考えたこととか、純粋にやってみたいことを具体化して、頑張ってください。夢を持っていれば、絶対に大丈夫だよ!

PricewaterhouseCoopers
International Assignment Solutions
Mitsuko Komano